来年行われるライブに向けて、曲のコピーをすることにしました。
きっかけは、先日の記事で書きました。
一年あればなんとなるかなー、というところと、
「一年もやるんだったら、このブログで経過をやればいいんじゃ?」
ということで、こちらも連載企画にしようと思います。
とりあえず、ゼロからの出発
中島みゆき「空と君のあいだに」
この曲をコピーするにあたって、手元にあるのは音源(高橋優ver.)のみ。
ここから広げていって自分の音楽にしていきたいと思います。
上記の記事で、ざっくりした工程を策定しました。
- 高橋優バージョン「空と君のあいだに」歌、メインメロディーの耳コピ
- メロディーにコードをつける
- リズムボックスの打ち込み
- どんな伴奏にするか考える
- 伴奏以外のハーモニーを打ち込む
- 歌と演奏をがんばる
譜面がありませんので、まずは「耳コピ」から始めることになります。
Cubasisの機動性に感嘆!
耳コピするのに必要なもの、それは”耳”です。
………
うん、絶対必要なんですが、耳で聴きとったものを書き留めておく必要がありますね。
僕は、聴き取った音を脳に留めておくことも、その音を100%再現する演奏技術も持ち合わせていないので、これをどうにかする手段を用意しなくてはいけません。
その手段については、すでに準備ができています。
ぱっと見のセッティングとしては、以下になっています。
このセッティングの特長は2点あります。
- 常設のセッティングでなくても、手早くセッティングができ、立ち上げも速い
- 耳コピデータの入ったiPadを持ち運べる
1について、常設されたDTM環境を持たないので、上記のセッティングをその都度行う必要があるのですが、このセッティングがむちゃくちゃ簡単!基本的にUR22Cにケーブルは挿しっぱなしなので、カメラアダプタにiPadを接続するだけ!(図に書き忘れてましたが、UR22Cにヘッドホンを挿さないと音が出ませんけどね…)。
2については、耳コピのデータをレッスンに持っていく際に重宝します。なんせ、何の操作もせずに持っていけますからね。データをスマホに入れる方法もあるにはありますが、やはりiPadの方が手軽です。Cubasisでミックスダウンする必要すらないし。
ということで、早速始めてみました。
耳コピ途中経過
で、いまこの辺です。
Aメロまでのメインメロディーのみ。これですらまともに音が取れていないんですねー…始めたばっかりなので、ここであまり落ち込まず続けていきたいと思います。
耳コピに便利なアプリ
ところで、ここで耳コピに便利なアプリを2つご紹介しておきたいと思います。
・YAMAHA Chord Tracker
CD演奏の曲をコピーしようとしたら、いろいろな楽器が鳴っているのでコードがつかみにくい、ということがあると思います。そんな時にこれを使うと、コードを自動解析して表示してくれます。曲のテンポを変えずにトランスポーズすることもできますが、その際もトラスポーズした後のコードを表示してくれます。
・YAMAHA KITTAR
こちらは、コピーしたい曲をフレーズごとに自動的に区切ってくれます。曲の一部だけを繰り返し聞きたい時に便利です。もちろん、自分でフレーズの区間を編集したり、曲のテンポを変えることも可能です。
※2020.12.1現在、iOSのみの対応のようです。
両者とも便利なアプリですが、今回はキッターのみ使用しています。なぜなら、コードトラッカー使っちゃうと、今回のルールにおいてはズルになっちゃいますのでね…
おわりに
これだけ本格的な耳コピは学生の時以来かもしれません。けっこう譜面だったりコード譜に頼っていたことを実感しました(その割に譜面がいまだにきちんと読めないのはどういう訳だ…)。
まずは頑張って一曲耳コピしていきたいと思います。