コロナウィルスに関して、緊急事態宣言もいよいよ解除されましたね。ただ、感染の第2波が懸念されます。まだあまり方々へ外出するのは控えたほうがいいのかもしれません…
そんな感じなので、宅録システムを考える余地はありました。
自宅にはある程度機材が転がっているのですが、すべてをフルに活用するのは難しい…というか、このブログでも何回か言っている通り、機材を常設するのが難しいんですよね。そんな状態でも無理なく宅録が続けられるような環境をととのえることができそうなので、一度自分自身のためにもまとめておきたいと思います。
試行錯誤の末に…
そもそもが、毎日レコーディングしたり編集したりなどということは今のところしていないので、活用する機材は本当に必要最低限のものだと思います。音質等のクオリティもほぼ気にしない。まぁ、それを言っちゃうと「ボイスレコーダーでもいいじゃん」てなっちゃうのですが…でも、一発録りならともかく多重録音となるとしんどいと思われます。ごちゃごちゃと試行錯誤した上で、以下の編成となりました。
我がチームの編成
(マイクスタンド等は除く)
一軍メンバー
KAWAI CA17
宅録の話をしているのに、真っ先に紹介するのが電子ピアノ??そう、電子ピアノは宅録にちょうどよい機材です。アコースティックピアノと違いオーディオ端子やMIDI端子がついているのが大きい。マスターキーボードとして使えるわけです。現在ピアノレッスンに通っており毎日必ず触っているのがコレなんです。現在は「Fly me to the moon」、Kiroro「長い間」、「ルパン三世'80(連弾)」を練習しています。また、コード進行に沿ったアドリブの練習もしているので、宅録に割く時間が正直そんなにない(笑)逆に言うと、ピアノのレッスンの録音から初めて、気が向けば他のパートの録音を足していく、みたいな感じでやっていこうかなと思います。
あと、しっかりした電子ピアノなんで、上にいろいろ物が置けるわけです。現在のところ、譜面台にiPad、左端のスペースにUR22Cを置いています。
※CA17は現在生産終了しています。後継機はこちらのようです。
CUBASIS2
iPadに真っ先に入れたアプリ。CUBASE系を扱うのは初めてなのですが、まあまあとっつきやすいと思います。録音・ファイル共有が抜群に簡単!あと、パソコン版のCUBASEよりできる事が少ないので、僕のようにDTMの細かい事がわからない人にとってはかえって扱いやすいですね。まあ、単に録音するだけなら簡単なのですが、当然編集作業が必要になってくるのでその辺はまだまだ勉強や改善の余地あり。
現在はCUBASIS3がダウンロードできるようです。簡易版もあるのでそちらから試してみるのも良いでしょう。
Steinberg UR22C
宅録になくてはならないオーディオインターフェイス。もっとも、ついこの間までRoland GO:MIXERがあったので、買うのを躊躇っていました。音質や今後の宅録環境のことを考えて購入に踏み切りました。
一発録りで多くの楽器を使用と言うことなら、もっと入力数の多いものを選ぶ(あるいはミキサーを導入する)方が良いのでしょうが、僕の場合は同時に録るとしてもせいぜい歌とピアノくらいなので、2ch入力でちょうど良いです。以前ブログで書いたように、オンラインレッスンにも使用でき汎用性も高い!(もっとも、うまくセッティングできるようになったのはつい最近…)。今後末長く活躍する機材だと思います。
Shure588SDX→Shure SM58
ダイレクトマイク。主にオンラインレッスンで先生と会話するときに使用。歌も気が向いたらこれで録る予定(笑)この前購入したUR22Cにコンデンサマイクが付いていたのですが、イマイチ使い勝手がわからず、当分こちらを使用する予定。コンデンサマイクの上手な使い方わかる人がいたら教えて下されば幸いです。
僕の持ってるマイクはやっすいやつなので、Shureと言えばこっちが定番のようです。
※2020年秋ごろに、こちらのSHURE SM58に買い替えました。
二軍メンバー
Roland FA06
これを二軍に回さなければならないとは…
二軍落ちの1番の要因は、やはり…
リビングに常設できないっ!
これに尽きます。自分の部屋があって常設できれば、間違いなくこれをマスターキーボードに選びます。ただ、CUBASEとはダイレクトに接続できてノブも連動するみたいですが、CUBASISだとどうなのかな…その辺は調査不足です。
CUBASISにプラグインを入れるつもりは今のところ全然ないので、少し本格的な音を入れようとなった時には、それこそこのシンセの出番になります。
Tascam Dp-004
録音のお手軽さだけならこの機材が最強だと思うんですが、録ったあとの扱いに困る…CUBASISなら、録ってしまえばミックスダウンからファイル共有までほぼ一瞬なので、やはりラクです。MIDIも扱えないし。マイクが内蔵されているので、コーラスや自然音を録りこんでCUBASISに流す、みたいな使い方もありそうですが、iPadにも内蔵マイクあるしなぁ…
※現行機はこちら↓
Korg Electribe ER-1
発売当初は廉価でエグい音が出ると評判になりセンセーションを巻き起こした機材。世に出てからもう20年くらい経っているんですね…その後もシリーズ化しいろんな機種が発表されました。
僕は中古で手に入れたのですが、問題なく動作しています。これについては機材に何の不満もなく、単に僕が使いこなせていないだけですので、今後活躍の場が増えてくると思われます。
※こちらは生産終了しています。現行機はこちら↓
…なのですが、ER-1は中古でもいいのでぜひ1度触れてみてください。
説明書はKORGのサイトからダウンロードできます。
ダウンロード | ELECTRIBE・R - 取扱説明書 | KORG (Japan)
おわりに
そんなこんなで、見た目的にはこんな感じです。
電子ピアノのスペースのみで成り立つのが良いですね。ちなみに、UR22Cの上に置いているのはニベアクリーム青缶です。乾燥肌なので、僕には欠かせません!
この環境で宅録ライフを楽しんでいきたいと思います。