コード進行から伴奏を考える

スポンサーリンク

久々にレッスン記事を書いてみようかと。

 

レッスン記事は、少し書くのが難しいです。レッスン内容そのまま書くのはちょい問題かなー、と思ってしまって。ある程度自分で内容を消化して昇華させる(誰うま…)事が必要なので、記事を練るのに時間がかかります。そもそも、レッスン内容を記事にするのを先生に確認とかしてないので…

 

しかしながら、こうやって記事に書いて残しておくことは、レッスン内容の振り返りになるし、もしかすると誰かの役にたつかもしれない。そう勝手に考えて今後も出来るだけたくさん書いていきたいと思います。

 

それでは本題!

 

先日のレッスンで、「コード進行から伴奏を考える」という宿題を先生から頂きました。

コード進行をなぞる

ある曲のシンプルな楽譜が家にあってそれを練習してみたところ、以前はそれでも挫折したのですが、今回は一日でなんとか形になりました。その話を先生にしてみたところ、

 

「では、その曲のコード進行を使って自分なりに伴奏をつけてみましょう」

 

という話になりました。

(おやおや、いきなりそんな話になりましたか…)と内心少し思いましたが、これはレッスン受講にあたっての当初の目標のひとつでもありました。ただ、元々の曲が3拍子のため、とりあえずこれを4拍子に直してやってみましょう、ということに。つまり元曲のイメージは捨ててコード進行だけ取り出して考えるということになります。

 

コード進行はこうなっています。

 

C Am  Em  〃 

F  〃  D  G 

C  Am  Em  Am 

F  G  C  

 

コード進行に関しては、もうここでは言及しませんが(説明する力量がないので…)シンプルなものです。王道と言っていいでしょう。ちまたに溢れているいろんな曲のうちの何割かはこんな進行と言っても過言ではなさそう。特に「F⇒G⇒C」という進行は、安定感抜群です。この進行に沿うよう、伴奏を考えていきます。

 

リズムの刻み方

と言っても、本来ならメロディーあっての伴奏なんですが、作曲するとしたら伴奏を作ってからメロディーをつけることも有り得るのであまり気にしない(笑)

 

いちおう、今回は「弾きやすさ」をテーマとします。考えたはいいが自分で弾けない伴奏というのも残念なので…ではどうするか?まずリズムを考えますか。右手は基本4つ打ちで行くとして、左手は裏拍を打つ、と。ひじょーに安易ではありますが、これは簡単な割に効果が出やすいです。

伴奏1

ベース音を裏拍で打つ

和音の重ね方

コードは先にわかっているので、基本的にはコードの構成音をそのまま重ねていけばいいですね。上の楽譜でも、コードの構成音まんまです。あえて曲の最初の方では和音は1拍目のみに入れ、2コーラス目でメロディーすべてにハーモニーをつけてみました。

伴奏3

2コーラス目にハーモニーを入れメリハリをつける

経過音を入れる

曲のつながりを考慮する場合、コードの構成音のみでは無理が生じてきます。なので、経過音を入れてみます。下の楽譜の1小節目、コードはFですが経過音として「シ」「レ」「ミ」の音が入っています。経過音ならば、コードの構成音以外の音を入れても問題なく、曲のつながりもスムーズになります。 

伴奏4

1小節目に経過音が入っている

 また、最後の2小節はコードはCですが、1小節目はベース音がBbなので「ConBb」、2小節目は「C6」と元曲とは違うコードにしてあります。

 

出来上がりはこんな感じ

そんなこんなで出来上がりの楽譜はこうなりました。

コード進行に伴奏をつける

 

 MuseScoreは再生もできますので、やってみましょう。


シンプルなコード進行をMusescore で編曲

 

まぁまぁの労力を費やしましたが、どうせならもっとクオリティーの高い伴奏を披露したかった…(苦)まぁ、それこそ今後の精進次第というところでしょうか。どなたかへの何かの参考になれば幸いです。

 

サウンドハウス