「うたうシンピアニズム」管理人:とっきーです。
とっきー@ピアノ・シンセ見習い (@Tokky9091) | Twitter
前々から、本当に前々から欲しかったオーディオインターフェイスをこの度購入しました。
その名はaudient id14mkⅡ!
以前にオーディオインターフェイスについての記事を書いたのを思い出しましたが…前編しか書いていないかったですね(笑)
読み返してみましたが、この頃から購入動機はあまり変わっていなかったです。前提として、今使用しているSteinberg UR22Cはとても使いやすいのですが、入力数の問題が気になっていました。
id14mkⅡなら、この問題もクリアできます。その辺は後述します。
では、id14mkⅡの特徴について見ていきましょう。
id14mkⅡとは?
id14mkⅡはイギリスのaudient社が製作しているオーディオインターフェイスです。
有名レコーディングスタジオが同社のミキサーコンソールを導入しているとのことです。
「あのビートルズが使用したアビイロードスタジオにも導入されています!」なんて煽り文句も度々聞くのですが、audient社の設立が1997年ですので、ビートルズがあったころにaudientのコンソールが使われたわけではないですね…。日本ではあまり名の知れた会社ではないですが、その実力は確かなもののようです。
日本国内ではオールアクセスインターナショナル社が正規輸入代理店としてid14mkⅡを取り扱っています。
id14mkⅡのいちばんの特長としては、
音質に(ほぼ)全振りしたオーディオインターフェイス
ということに集約されるのではないでしょうか。
ダイナミックレンジの数値を見ると、あのユニバーサルオーディオApollo Twinにも迫る
「入力121db/出力126db」
という数値をたたき出しています。
(島村楽器のサイトに詳しく載っています)
この数値だけで音質が決まるわけではないと思いますが、買う側としては心強い数値ですね。
id14mkⅡの機能
id14mkⅡの機能について詳しく見ていきましょう。
公式ホームページに、以下の機能が掲載されています。
この中で僕がいいなと思う機能を挙げていきます。
高性能AD/DA コンバーター
先ほど「ここだけで音質が決まるわけではない」という話をしましたが、ここがしっかりしてないと音が良い訳もないですからね。アナログな要素である「音」をデジタルに変換、デジタルの「情報」をアナログに変換、オーディオインターフェイスの根幹の部分です。
1 x JFETインストルメント入力
コンボジャック2系統の入力に加え、ギター専用の端子があるのはありがたいです。マイク、ギター以外にシンセも同時に挿せます。この入力とコンボジャック入力の同時録音はできないようですが、自分の用途では同時録音はしないので、問題ありません。
デュアルヘッドフォン出力
ヘッドホンを2つ持っているので、これがあると何気に便利だと思います。聞き比べの際に、いちいち抜き差ししなくてよいですね。
進化したモニターコントロール
この機能には結構期待しています。ソフトシンセのつまみを回す際、トラックボールではやりにくい…AKAI MPD226のつまみに割り振ると快適に回せますが、いちいち設定するのは面倒だし、ときどきなぜか設定がリセットされていたり。
この機能が自分の思い通りのものなら、大活躍しそうです。その場合、機材を置く位置が重要になってきそうです。
全メタルシャーシ
長く使いたいので、ボディが頑丈であるのに越したことはないです。UR22Cもしっかりしていたので、そのくらいの剛性は欲しいですね。
あとは、ケーブルを基本本体の後方に挿せるのがいいですね。できるだけケーブルを抜き差ししたくないので。配線もすっきりします。この1点だけで、MOTU M4は候補から外れてしまいました。その他の点ではid14mkⅡに勝る部分も多い機材だと、今でも思っています。まぁ、好みの問題ですね。
id14mkⅡを導入するとどうなる?
やっぱり、UR22Cと比べてどれだけ音質が変わるかというところが気になりますね。もしかしたら、あんまり変わらないと感じるかも知れません(笑)
そうだとしても、上記の理由で機能性は以前より向上すると考えます。それで音楽に対する取り組みも向上するといいなぁ。
おわりに
注文はしたものの、まだ手元には届いていません。
期待通りか期待以上か、はたまた期待外れか…入手できたら、またid14mkⅡについて書きたいと思います。