【iD14mkⅡ】使用してみての感想【オーディオインターフェイス】

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「うたうシンピアニズム」管理人:とっきーです。

 とっきー@ピアノ・シンセ見習い (@Tokky9091) | Twitter


先日購入したオーディオインターフェイスiD14mkⅡが届いたので、早速使い勝手等の感想を述べていきます。

開封してみる

開けてみて思ったのが、

すっごいシンプル!

id14mkⅡ開封 

今時のゲームソフトみたく、説明書すらも入ってませんね。あと、ドライバーソフトの説明書はあるのですが、字がちっさい…まだ老眼は来てないものの、こら読めまへんわ。

あとはUSB-Cケーブルが1本。両端ともUSB-Cなので、お手持ちのPCがUSB-Cに対応していないと、新たにケーブルを買うか変換プラグを用意しないといけません。うちのPCもUSB-Aなので、ケーブルは新たに購入しました。そのケーブルも、2.0とか3.0とか3.1とかいろいろあるので、ちょっと知識を仕入れる必要がありますね。

USB 1.0 / 2.0 / 3.0 / 3.1 / 3.2の違いを教えてください。 - トランセンド|メモリ製品のスペシャリスト

繋いでみる

まずはドライバーソフトのダウンロードを行いましょう。audientのサイトからドライバーソフトやマニュアルがダウンロードできます。

audient.com

なお、Macの場合はドライバーソフトをダウンロードしなくても本体をつなぐだけで使えることが多いようですが、iD14mkⅡの場合はドライバーソフトが必須のようです。

うまくダウンロードできたらインストールします。この辺はさらっといきます。あ、シリアルコードは説明書とか保証書には書いてなくて、本体の裏に書いてますのでここは注意です!

これでとりあえずiD14mkⅡ本体が使える状態になったと思いますので、マニュアルに沿ってケーブル類を接続します。

一度でもオーディオインターフェイスを使用したことのある人なら、このid14mkⅡの接続にも困ることはないでしょう。ただ、マニュアルはしっかり読んでくださいね!(これについては後述)。

ひとつ注意点があるとすれば、本体前方についているギター専用の端子(JFET入力と言うそうです)にシールドを挿していると、本体後方のコンボジャック入力1が機能しません。まだ試していませんが、もしマイクを同時使用するなら入力2に挿しておくのがいいのかな。

iD14mkⅡの接続 

鳴らしてみる

早速Spotifyの曲を鳴らしてみます。

UR22Cと比べて劇的に変わるわけではないけど、やっぱり音はiD14mkⅡの方が良いですよ。上手くは説明できませんが、くっきりしています。これが「解像度」の違い、なるものですかね。

音を入れてみる

最初ギターを入力して鳴らしてみたら、「あれ、なんか音ちっさいぞ?」と思いました。

ボリュームを少し上げてもあまり変わらない…壊れてますかこれ?ボリュームをもっと上げるともっと音が出る!いや当たり前だけど!何が言いたいかというと、ボリュームダイヤルをかなり大きく回しても音割れしない、て事ですね。

ボリュームのダイヤルが無限に回る仕様なのでわかりづらいですが、2周くらい回さないと最高レベルに達しないみたいです。さすがに最高値まで回すとインジケーターは赤くなりノイズも発生します。

iD Mixerについて

ドライバーソフトをダウンロードすると、iD Mixerなるものがついてくるのですが、最初これの起動の仕方がさっぱりわかりませんでした。

フォルダからたどってアイコンを見つけたのですが、クリックしても開かず…

サポートにまで連絡したら、「マニュアルにも書いてありまっせ」とのご返答。え、そうなの?

iD Mixer1 

iD Mixer2

たしかに、マニュアルに書いてある…オールアクセスさんごめんなさい。そして、こんなんマニュアル読まないと確かにわからんや。やはり、マニュアル大事です! 

さわってみての感想

ボリュームの操作についてですが、iD14mkⅡの場合UR22Cと違ってダイヤルは共通、ボタンで切り替えをする仕様です。これは意外と操作がしやすい。

あと、ダイヤルを押し込むとボリュームのミュートができます。地味に便利。

購入前から気になっていた「iD」ボタンも試してみましたが、これはやっぱり楽しいですね。

ソフトシンセのパラメーターを操作するときにMPD226のノブにアサインしてぐりぐりやってますが、いちいちアサインするのは結構めんどうです。

iD14mkⅡなら、パラメーターにカーソルを当ててやればダイヤル操作できるので手軽です。もっとも、操作できないパラメーターもちらほらあるようですが。

iD Mixerなんかはまだあまり把握していないので、これからいろいろ触ってみたいところです。

id14mkⅡのいいところ

音量を大きくしても音割れしない

これがつまり「ダイナミックレンジの広さ」というやつなんでしょうね。モニタリングやミキシングしやすそう。

そのシックなフォルム

なんか死語で固めた感ある形容ですが(笑)、実際見た目がいいです。UR22Cも筐体ががっしりしてて素晴らしかったですが、iD14mkⅡもボディーの堅牢さは負けず劣らずな感じです。いやぁかっこいい。

ケーブル類を後ろに流せる配置

購入前から気に入っていた点です。UR22Cを使用していて、ケーブルの抜き差しをあまりしないことに気が付いたので、それなら入力端子は本体後方にあるのがいいな、と。

それでいてギター入力は別に用意されていて(まぁ、これは抜き差しが必要になりますが)、ヘッドホン端子は前方にあるという気配りがある。SSL2も購入候補でしたが、やっぱりヘッドホン端子は前じゃないかなー、と思うので。

id14mkⅡのあかんところ

今のところないです!(言い切る)

iD Mixerの件が解決するまではちょっとストレスがありそのことをこの欄に書いてやろうと思いましたが(笑)

あえて言うなら、付属ソフトがあまり魅力的ではないかなー。ダウンロードの方法がややわかりにくかったし、結局使えそうなのがメロトロンのプラグインくらい。まぁ、それが使えれば良しだったんで結果オーライです。

Cubaseを使いたい人にはオススメなんですが、Cubaseとの相性だけで言えば僕はUR22Cをオススメするかなぁ。

おわりに

最初のオーディオインターフェイスでiD14mkⅡ(あるいはiD4mkⅡ)を選択、というのは僕はアリだと思います。

DTMが初めての方にとっては、ドライバーソフトのダウンロードとか付属ソフトの設定とかで戸惑うかもしれませんが、いざ使いだすと難しいことはほぼないです。

操作系もかなりシンプルで、余計な機能もありません。

かなり満足しており、「買ってよかった」と声を大にして言える製品です。

別にaudientさんの回し者ではありませんよ僕は…

サウンドハウス