もう5月になったのですが、3月あたりは家にずっとこもっていたので(コロナウイルスとは無関係です…)、腰を落ち着けてレコーディングなんかに取り組もうと考えていました。ただ、結局まともには実行できず。
なんだか、いざやろうと思うといろいろ足りないものあったり設定が分からなかったりで。昔に比べたら格段にやり易くなってるはずなんですけど、やっぱり機械に弱いのかなぁ、僕は。
あれ、機材は何が必要?
PCがあれば痒いとこまで手が届くシステムを構築できるのはわかっているのですが、
- 上記のことを踏まえ、設定等に極力時間や手間をかけたくない。
- システムを常設しておくのが望ましいが、子供という名の怪獣にシステムを破壊される可能性に怯える毎日を過ごしたくはない。
この2点において、現状ではPCベースのレコーディングシステムは断念せざるを得ません。
上の内容かつ「今ある機材を極力活かした最低限のシステム」を組むとなると、
- MIDI搭載キーボード
- オーディオインターフェイス
- iPad
- マイク
基本これらを組み合わせてシステムを構築する感じになります。まあ、システムなんて偉そうに言いながら、いざこさえてみるといろいろつまずいたりするわけで…
マイクから音が出ねえ…
上の機材をケーブルで繋げて、とりあえずマイクで声を録音してみる、が…
んー、声がとれていないぞー?ちゃんと挿すべきところに挿すべきものを挿しているのに⁉️はてさて…。
ちょっと調べましたところ、
ケーブルがこれじゃない!
だいたいの音楽ケーブルいうのは、先っちょがこういうのです(フォーン端子と言います)。ギターやキーボードなんかはこの端子で正解なのですが、音楽用のマイクはこれだとあかんのです。下手に挿せてしまうので勘違いしやすいのですが、この端子ではマイクで拾った音は小さすぎてほとんど聞こえなかったりします。
では正解はというと…
この端子!
これはXLR端子といい、マイクケーブルとしてはこちらが標準的です。ファンタム電源というものが適用でき、そのために微弱な音声信号も増幅できます。これでマイクの問題は解決しました。ただ、新たな問題が…
弾き語りしようと思ったら、端子がふたつじゃ足りなくないか?
(オーディオインターフェイスの端子のこと。UR22Cは入力は2つの端子のみ)。以前片方だけに挿したら、ヘッドホンの片側からしか音が聞こえなかった気がする…さぁ、どうしよう?
ミキサー導入を考えるものの…
そんなら、やっぱりミキサーを買った方がいいのか、こんな事なら、入力端子4つあるインターフェイス買った方がよかったかなぁ、なんてことを考えました。
ミキサーに関しては、この辺がお手頃か。
ただ、あんまり機材増えるのはスマートじゃない。配線とかめんどくさいし…
待てよ?確かUR22Cにはこんなスイッチあったよな?
電子ピアノのヘッドホン端子の片方とUR22Cのinput2をケーブルでつなぎ、この「MONO」のスイッチを押す。
…あ、いけた。
ヘッドホンの両側から音が聞こえるっ!
ミキサー要らない(笑)
いちおうこれに落ち着いた!
こうやってガチャガチャやってるうちに、なんとなく自分なりの「システム」が絞り込めてきた気がします。
どんな風に落ち着いたかは、次の記事にまとめてみたいと思います。