
「うたうシンピアニズム」管理人:とっきーです。
とっきー@ピアノ・シンセ見習い (@Tokky9091) | Twitter
先日、ミュージックスクールの発表会がありました。キーボーディストとして3つの楽曲に参加しました。
3曲ともに傾向が違うので、とても勉強になりました。まぁ、本番盛大にやらかしましたけどね(笑)
発表会の反省がてら、改めてバンドにおけるキーボーディストの役割について考えてみます。
キーボーディストとピアニストの違い
ピアノは、それ単体でも成立する楽器です。
右手がメロディーを左手がベース音をそれぞれ担当し、和音を弾いてハーモニーを奏でることもできます。
リズムを刻み音の強弱も明確につけられ、他の楽器と比べて音色も換えが効かないものです。
さらに、バンドやオーケストラとの親和性もあります。
ならば、ピアノさえ弾ければバンドのキーボーディストは務まるか?その答えは…
厳密にはNoと言えます。
バンド内においては、キーボーディストに求められる役割がピアニストのそれとは違うことが多々あります。
その役割とは何なのか?について考えていきます。
キーボーディストの役割とは?

そもそも、「キーボードって何だろう?」と考えた場合、音楽面では「鍵盤のついた楽器」を指すのが一般的です。
ピアノ以外の鍵盤楽器って?となったら、思い浮かぶのは何でしょうか?オルガンや鍵盤ハーモニカは学校の授業で触れた人も多いでしょう。
他にも「ハープシコード」「クラビネット」「アコーディオン」「エレクトリックピアノ」などが挙げられます。
そして、これらの音に加え弦楽器や金管・木管楽器、果ては効果音も出せる「電子キーボード(シンセサイザー)」もあります。
キーボーディストは、「ピアノを含む鍵盤楽器の扱いに長けた人」と言う事ができると思います。
シンセサイザーの知識を持っていて、使える
「じゃあシンセサイザーとキーボードってどう違うの?」と言う疑問が湧くかもしれません。
詳しい説明はまたの機会に譲りますが、少し値段の張るキーボードには、シンセサイザーの機能がついています。
シンセサイズは「合成する」という意味であり、音楽の文脈では、音を組み合わせたり加工することを指します。
シンセサイザー機能のないキーボードでも、音を組み合わせる、あるいはいくつかある中から音色を選ぶ事ができます。
こういったキーボードの扱いについてある程度理解した上で演奏できる事が、キーボーディストに必要な技能のひとつです。
楽器の奏法を理解して実演できる
キーボーディストは、先ほど挙げた各鍵盤楽器の音色や奏法を理解して演奏することが求められます。
と言っても、いろんな楽器をすべて専門家と同じように弾くのはなかなか難しいので、「なんちゃって」でいいと思います。
それぞれの楽器の個性に合わせて「それっぽく」弾ければOKでしょう。
鍵盤楽器だけでなく、トランペットやストリングス、果ては効果音やサンプリングした人の声なんかも鳴らす必要があったりもします。あぁ忙しい…
バンド間の音の隙間を埋める
ドラム、ベース、ギター、ボーカルと、それぞれのパートはとても個性が強いです。
もちろん、これらの楽器で曲は成立しますが、アレンジによってはサウンドが物足りない、と感じる場合もあります。
そんなときに、キーボードの音色でその物足りなさを改善することもできます。シンセサイザーを触っていると「Pad」という名前の音色を見つけることがあります。これは「詰め物」という意味がありますが、まさに音と音の隙間にこの音色を「詰める」ことでいい感じのサウンドになったりします。
おわりに
いろいろと書き連ねましたが、他にもまだまだありそうです。
キーボーディストに求められることが多かったりするのは、このようにいろいろと役割をこなすことができるからです。なかなか大変な部分もありますが、できることが増えてくるととても楽しいものです。
バンドの中ではわき役に回ることが多いキーボーディストですが、時にはちょっと注目してみるのも面白いですよ。