ピアノのクセがすごい

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ピアノレッスンを受けるスクールを決め、通い始めてから4回目を終えました。早いもんです。

 

レッスンを通して、改めてピアノの弾き方に変なクセがついてるなと思ったので、今回はその辺を書いてみようかと思います。

 

クレッシェンド・デクレッシェンド

同じ鍵盤楽器でも、オルガンやチェンバロとは違い、ピアノは音の強弱がつけられる楽器です。だから、うまく弾けば演奏に表情がつけやすい。しかし、僕の演奏は強弱がうまくつけられていないようです。というのも、急に強く弾いたり弱くなったり、という事があるみたいです。それだと「ん?ミスタッチか?」みたいな印象になりがちです。そうならないためのクレッシェンド・デクレッシェンドという訳ですね。

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クレッシェンドで弾いて、「さあ、強いのが来るぞ来るぞ」と思わせといて「バーン!」とやると、劇的な効果が生まれます。言わば、クレッシェンドって「前フリ」ですね。僕はそれができていない。この辺も、常に意識して演奏していきたいです。

ダンパーペダルはいつ踏むか

ペダルにしても、「音を豊かに響かせる」役割があるのですが、踏み過ぎるといろんな音が混ざったまま伸びてしまうことになり、全体の音がすごく濁ってしまいます。ペダルの踏み方にもいろいろ技術はあると思うのですが、さしあたっては「どのタイミングで踏むか?」に注意する必要があります。

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上のスコアでなんとなくわかると思いますが、小節の変わる1拍前に踏みかえる場合が多いです。つまり小節が変わる際にコードも変わることが多いため、全体の音の響きも変わってくる。そこで前の小節の音が伸びっぱなしになって響いてしまうと、不協和音が生じるというわけです。コードが小節の途中で変わった場合は、もちろんその前に踏みかえることも必要です。こういう理屈はわかっていながら、僕は踏みかえるタイミングが遅い…これはひとえに耳が悪いんでしょうね。踏みかえるタイミングを意識しながら、もうちょっと演奏を聴かなければいけないという反省です。

ゆっくり、ひたすらゆっくり

楽器の練習でありがちなのが、ちょっと弾けるようになるとついついオリジナルの演奏のテンポに近づけようと急いで演奏してしまうこと。指が速く動かせるに越したことはないのですが、「速く演奏」⇒「つっかえて止まる」の繰り返しだとなかなか上達しないようです。遠回りのように思えても「片手ずつ練習」⇒「通して弾けるペースでゆっくり演奏」とした方が、練習の進度は速いようです。このことは先生からも指摘を受けました。

まとめ

  1. クレッシェンド・デクレッシェンドで演奏に表情をつける
  2. 演奏をよく聴いて、ペダルを踏む位置に注意
  3. 片手ずつ確実に弾けるように練習、その後もまずはゆっくりから

 

この辺のことを守らないから、いつまで経っても僕の演奏は上手くならないんでしょうね。改めて自戒しながら練習を継続して行きたいです。

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