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行くぞ!The Beatles 全曲コメント Vol.6

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背景が森っぽいですが、もしかして…

ビートルズが正真正銘『脱アイドル』化したことを証明する一作!リアルタイムで活躍していた当時を知らない僕としては、はなからビートルズがアイドルという認識がないのですが、まあ、初期のあの扱いはアイドルですわな。今でも、叫ぶことに夢中で演奏をロクに聞かないファンとかい…ゲフンゲフン、ここはそういう事言う場所じゃないや。

 

僕は、このアルバムはなんだか魔法がかかっているな、という気がします。全体的になんかこうしっとりした大人の雰囲気というか、うまく言い表せないですが。この雰囲気をまとっているのは、あとは「Abbey Road」くらいでしょうか(完全なる僕の主観です)。

 

以下、アルバム全体のトピックです。

 

・後世に名盤と評価されるアルバムが必ずしも発表時売れるとは限らないが、このアルバムはイギリスのチャートで42週ランクインを達成した。

・ビーチボーイズのブライアン=ウィルソンがこのアルバムを聴いて触発され、名盤『ペットサウンズ』を制作したのは有名な話だが、実際彼が聞いたのは、オリジナルでなく米キャピトルの編集版(Drive My CarやNowhere Manが未収録)。

 

 Rubber Soul 

 

1.Drive My Car★★★☆☆

ポールの曲ですが、一部ジョンも手伝ったとか。FMラジオの交通情報なんかでもお馴染みの曲。『Beep Beep Beep Beep Yeah』かー、こんなコーラスよく思いつくよなぁ〜。ドライブがテーマのCD作った時、やっぱり入れてしまいました、この曲。

 

2.Norwegian Wood(This Bird Has Flown)★★★★☆

渋いですよね…20台の若者が作る曲じゃないや。歌詞の内容も謎めいていて、歌詞の最後は暖炉に火をくべたのか、はたまた家ごと燃やしちゃったのか、どちらにも取れると言う…。

 

シタールはアクセント的に使われているけど、むしろこれくらいの方が曲に溶け込んでいい感じかもしれない。ギターがもし弾けるようになったなら、この曲はコピーしてみたいですね。

 

3.You Won't See Me★★★☆☆

ビートルズで初めて3分超えた曲だそうな。曲調はなんだか希望に満ちてますが、歌詞の内容はなんだかウジウジしてますな(笑)

 

4.Nowhere Man★★★★☆

ジョンの作品。曲できなくて頭ひねってて、何にも浮かばなくて諦めた時にできた、みたいな事を聞きましたが、それ聞いた時「なんだかんだで結局曲浮かぶんやん」て思ってしまった(笑)

 

この曲もコーラスワークが美しい。どんなアーティストがカバーしてるのかを調べたところ、真っ先にALFEEが出てきて「なるほど、編成的にALFEEなら自然にカバーできるな」と納得してしまった。

 

5.Think For Yourself★★★☆☆

やっぱりファズが印象に残る曲。僕はどちらかと言うと『If I needed someone 』より好きです。

 

6.The Word★★★☆☆

歌詞はかなりシンプル。その分サウンドが複雑な気がします。愛について歌ってはいるものの、ここでは男女の恋愛のみならず、もう少し大きい枠組みの「愛」を指しているようです。

 

7.Michelle★★★★☆

フランス語を取り入れた曲。この曲で「クリシェ」という概念を知りました。曲調だけで言うなら、「Yesterday 」よりこちらの方がはるかに好きですね。この曲のピアノアレンジを弾くのにかつて挑戦していましたが、一回挫折…これからまた手を出そうかなと思っています。

 

8.What Goes On★★☆☆☆

リンゴがちょっとだけ曲作りに関わっているそうです。やっぱりほのぼのカントリー風味なんですが、ラバーソウルというアルバムに収められているからか、今までのリンゴボーカル曲とは少し趣きが違う気もします。

 

9.Girl★★★☆☆

なんだか、セピア色の思い出の中の曲、というイメージです。息継ぎの音をあえて入れるのが斬新。

 

10.I'm Looking Through You★★★☆☆

当時ポールは恋人とうまくいっておらず、この曲はその恋人のことを書いた歌とのこと。歌詞は結構ストレートで、本人これ聞いて気ぃ悪くしなかったのかな、と気になってしまいます。今ならさすがにこんなストレートな歌詞はなかなか商業ベースの音楽だと出せなさそう。でも、曲調はあくまで明るくポップですね。

 

11.In My Life★★★★☆

名曲!だと思います。ジョンが初めて真面目に歌詞を考えたと言われていますが、今まで真面目じゃないのにあんなすごい曲たちを書いてきたのか!(笑)

それはさておき、歌詞がわからなくても曲調から過去を振り返り懐かしむ感じがするのがさすが、という気がします。

 

サウンド面では、やっぱり間奏のピアノと言うことになるでしょうか?あのピアノについては、昔っから何度も練習してチャレンジしているものの、一回もうまく弾けたことがない…ジョージ=マーティンが半分のスピードで弾いたのを倍速にしたもの(なので、ピアノの音に聞こえない)なので、僕の腕では再現できないのはしょーがないと言えばしょーがないのですが、せめて一回くらいは納得できるように弾いてみたいですね。

 

12.Wait★★★★☆

いい曲な気がするんですが、前作『ヘルプ!』のラインナップからは漏れた曲。AメロとBメロしかないからでしょうか?

 

13.If I Needed Someone★★★☆☆

ジョージはこの曲を作ったことで自信を深めたのは間違いないでしょう。次作『リボルバー』では、自作曲を3曲送り込んでいます。ただ、この曲自体となると僕はあまり思い入れがなく…やっぱり、聴きどころとしてはジョージの12弦ギターでしょうか。

 

14.Run For Your Life★★☆☆☆

珍しくジョンと意見が一致しました。僕もこの曲好きじゃないです(笑)曲そのものというより、曲順が悪かったと思います。魔法がかかっていると評したこのアルバム、最後にこれをもってきたことにより、「魔法から醒めさせられた」ような感じ。普通に「In My Life」で締めたらいいのに、と思ってしまいます。

 

思うに、ビートルズはアルバムをベタに締めくくるのを嫌う傾向があるように思います。「サージェントペパーズ」や「アビイロード」を思い起こせばわかるように。諧謔趣味なのか照れなのか?ま、両方ですかね。

 

初期ビートルズでは、アルバムのラスト曲を飾るのはライブで演奏する曲が多かったのですが、ビートルズの音楽が多様化するにつれその傾向はなくなってきます。一応、ラバーソウルがその流れを組む最後のアルバムなのかな、と思っています。

 

オススメ曲

In My Life


The Beatles - In My Life (Music Video)

 

きっと、これからも歌い継がれていくであろう名曲。

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