知っている人は知っている有名な方
僕の音楽背景のひとつに、バンドでの活動が挙げられると思います。一向に腕が上がらないわけですが、いちおういくつかのバンドに参加させてもらってとても勉強になっています。自分でも整理しようと思い、書き綴ってみました。皆さんと似通った部分があるのか、それとも全然違うのか…
大学時代
僕はむかーし野球少年でした。高校まで野球やってて、大学では違うことをしたい、と思ってバンド系サークルに入ったのがはじまりです。
そのサークルは、ボーカル・ギター・ベース・ドラムという基本編成で音楽を演るのではなく、
「歌の入っていない音楽を演奏する」
というコンセプトでした。なので、ボーカルはいません。「ボーカルがバンドの華じゃないのん?」て思われる方も多いと思いますが、いちばん目立つであろうボーカルという存在がいない分、その他のパートに光が当たるという面もあったりします(まぁ、その場合目立つのはギターでしたね、やっぱり)。
そんな中、僕が選んだパートはキーボードでした。これは、家にYAMAHAのポータートーンというキーボードがあり、それを活用したいと思ってのことでした。サークルの説明を聞きに行って、その3日後にはサークルの部室でカップ麺すすってたのは覚えてます…(環境適応能力だけは高いんです僕)。ただ、その後「ポータートーンだと自分で音作りができず融通が利かない」とのアドバイスを先輩からもらい、お金を貯めてファーストシンセサイザーを購入しました。それがKORG X3です。
コピーするジャンルとしては、ジャズ・フュージョン・映画やゲームのサウンドトラックというところが主だったものでした。フュージョンというのがあまり聞きなれないジャンルかもしれませんが、ジャズとロックが入り混じったもの、とでもいいましょうか。当時だったら、「T-SQUARE」「CASIOPEA」なんかが日本の代表的なフュージョンバンドだったと認識しています。これらのジャンルの曲は耳なじみのものもありましたが、やはりあまりなじみのない曲も多く、コピーすることでたいへん勉強になりました。実際にコピーするまでには至りませんでしたが、「プログレッシブロック」なるジャンルがあることを知ったのは僕の中では画期的でした。あの頃の音楽体験や知識は今も役立っているように思います。
King Crimson - 21st Century Schizoid Man
大学〜社会人
大学在学中に高校時代の野球部の先輩に誘われ、バンドに加入させてもらいました。そちらでは、主に60年代~80年代の洋楽ロックのコピーをしていました。具体的には、エアロスミスやローリングストーンズなどですね。一人を除いてみなさん年上で、演奏技術も高かったのでここでも勉強になることが多かったです。大学時代のバンドに比べると制約も特になく、いろいろ自由に試せたりしました。なんなら
「別にシンセ弾かなくてもいい」
ということに気づきましたね(笑)曲によってはタンバリンの音色で鍵盤たたいたり、1曲まるまる踊ったりとか。そっちの方が楽しかったりね。やっぱり、演奏面で足引っ張ってたなぁと思うこともしばしばでしたが、楽しくやらせてもらえたのはありがたかったです。あ、一度自分で作った曲持ち込んでみましたがそれは却下されました(笑)曲というよりジングルでしたね、あれは。
Aerosmith - Falling In Love (Is Hard On The Knees) (Lyrics)
ちなみに、このバンドではX3に加えこんなシンセも導入しています(そういや、これのレビューはしてなかったなぁ…)。
YAMAHA AN1x Demo & Review [English Captions]
※現在、生産終了しています。
現在〜
諸事情でバンドをやらなくなってかなりの年月が経ちましたが、今年からまた新たにバンドに加入させていただくことになりました。バンド募集のコミュニティを見ていたらちょうどキーボードパートの募集があったので申し込んで入れさせてもらいました。こちらでは、
それぞれが希望する曲を満遍なく持ち寄る
というスタイルのため、特定のジャンルにこだわってはいません。それこそ、ロックやポップス、アニソンなどいろいろです。今のところ、洋楽は一曲もありません。
現在僕が使用しているシンセは、そう、
Roland FA06です。
|
バンドは楽しい
また何やらなが~くなってしまったので、続きはまた今度書きたいと思います。なんせ、「バンドというものは楽しい」ということだけお伝えしておきます。