過去に、音楽コラボアプリ「nana」についての記事を書きました。
上の記事の最後に、nanaに楽器を接続するために僕が購入した機材について少し触れました。今回は、その機材「ROLAND GO:MIXER」をメインに紹介させてもらいたいと思います。
上の動画を見てもらえればわかるように、GO:MIXERで行う操作はほとんどありません。ボリューム調整くらいのもので、非常にシンプルです(動画の後半なんて、もうGO:MIXER関係ないしな…笑)。
一応、操作について説明していきましょう。
接続・操作
入力は6系統あります。マイク×1、ギター・ベース×1、シンセその他の楽器×2(以上標準ケーブル端子)、LINE IN1,2(ミニジャック端子)。それぞれ楽器のアイコンがあるので、迷わず接続できると思います。なお、LINE IN1に差した音源は、センターキャンセルスイッチをONにすることにより中音域(主にボーカル)をカットすることができます。つまりカラオケ仕様にできるわけですね。
こんな感じになります。あとはMONITOR OUTにヘッドフォンを差して準備完了です。
PEAKランプをよく見て全体の音量を調整。中央のマスターはあまり上げすぎず、左のキーボード用の音量で調整するといい感じです。最初ダイヤルをどっちに回したら音が大きくなるのかわからないけど、すぐ慣れます(右に回すほど大きくなる)。ホント、書くことなくて困るくらいシンプル(笑)一応、先ほどのセッティングで録った音をあげておきます。
— とっきー@ピアノ・シンセ見習い (@Tokky9091) 2019年5月25日
ちょっとカメラが鍵盤に近すぎましたが、こんな感じで動画が撮れてしまいます。
良い点・悪い点
①軽い
良いところは、まず軽い!これは持ち運びにはまったく邪魔にならない重さ&サイズ感です。女性がお気に入りのバッグに入れても多分問題なし!(あ、でも、シールドとイヤホンも要るな…)
②かんたん操作
何せ難しいことはなんにもなし。専用ドライバをインストール、なんて手間もなし。iPhone、Androidそれぞれの専用ケーブルが付属しているので、買ったらすぐに使えます。
③電源不要
本機はスマートフォンから電源を供給してもらうタイプです。なので電池を入れたりする手間すら要りません。接続さえすれば動きます。
いいことずくめじゃーん!
…それがですね。この機材の悪いところというのは、「良い点」と表裏一体なのです。これから述べます。
一、軽すぎる
ちょっと軽すぎるきらいがあります。キーボードやピアノに接続する際はさほど問題なさそうですが、ギターやベースだと弾くときに動いてしまったりするので取り扱いづらい可能性もあります。
二、付属のケーブルが短すぎる
録音や録画の際、スマホの位置関係が重要になりますが、それに対応するには付属のケーブルは短すぎます。まぁ、付属しているだけでもありがたいので文句は言えませんが、実用性を求めるなら長めのケーブルを購入するほうが良いでしょう。
三、スマホの電池の消耗が速い
本機につなげっぱなしで作業するとみるみる電池が減ります(笑)録音、録画作業をするときだけ繋げた方がいいです。また、使用前にスマホの充電を十分にしておく必要があります。
実はまだありまして…
このように一長一短ありますが、その辺を理解した上で使用するとかなり使える機材です。
だけど、ちょっと待って下さい!
今ならこんな商品も!(某通販風)
おーじーざす!GO:MIXERの弱点が見事に克服されている…しかも、しかもですよ、四分割動画を作成できたりしてしまう!コンデンサマイクも使用可能!
どーしましょ(笑)
ただ、価格はGO:MIXERのほぼ倍となります。ここをどう考えるかですね。僕にはPROはややオーバースペックな気もするので、GO:MIXERで充分かなぁ。
どちらも、手軽に演奏を記録できるので、気に入った方をぜひ試してみて下さい。