「うたうシンピアニズム」管理人:とっきーです。
とっきー@ピアノ・シンセ見習い (@Tokky9091) | Twitter
前回、「MIDIパッド何を買おう?」と言う話をしました。
前回の記事はこちら↓↓↓
そして、コイツに決めたっ‼️
そう、AKAI MPD226です!
(タイトルで丸わかりなんやけど…)
買ってしばらくいじってみて、ちょっとずつこの子のことがわかってきたので、お話したいと思います。
概要
サンプラーで有名なAKAIというメーカーが出しているMDP2シリーズのうちのひとつです。
似たようなラインナップにMPCシリーズがありますが、これとはどう違うのか?
ざっくり言うと、MPCシリーズは音源を入れる事によって単体でも演奏が可能です。一方、MPD2シリーズは、それ単体では音が出ません。
つまり、MPD2シリーズはPC等外部音源と繋げて使用する物です。MPCシリーズとの違いは、名前以外では厚みでも分かります。
MPD226の特徴
では、MPD226の特徴について見ていきましょう。
4×4のパッド
MIDIパッドはおおまかに分けて2種類あります。4×4パッドと8×8パッドの2種類です。MPDシリーズは前者ですね。
より細かいドラミングをするなら8×8でしょうが、僕のような初心者や、打ち込みメインでフィンガードラムに重きを置かない方にとっては
4×4パッドで充分でしょう。
また、各パッドにはそれぞれ好みの色を設定できます。平常時とパッドを押した時とそれぞれ違う色を設定することも可能です。音色によって色分けするも良し、赤から順番に並べてレインボー配色にするも良し、です。キレイ。
4つのノブとフェーダー
MPD226の大きな特徴としては、コントロールノブとフェーダーがそれぞれ4つずつ配置されていることでしょう。実際に触ってみると、しっかりとした抵抗感があり頼もしいです(笑)特にノブはしっかりしているので、カットオフ等設定して回すだけでも楽しめると思います。詳しい設定方法などは、また後日記事にします。
さらに、ノブやフェーダーの切り替えスイッチが備わっているので、これを使うと12のノブと12のフェーダーを駆使してMIDI設定をコントロールできるのです。使いこなせばかなり便利になるはず。
本体のみでノートの設定ができる
こういうマシンはだいたいPCエディターが必要で、それを使ってノートナンバーの設定を行うことになります。MPD226もその方法で設定ができるのですが、苦手な方にとってはどうもやりにくいかも知れません。
そんな時、MPD226なら本体のみでノートナンバーの設定ができてしまいます。最初はちょっとだけ時間がかかりますが、エディターを介するよりも圧倒的に設定の仕方がわかりやすいので、結局は時間の節約になると思います。
当然、エディターで設定する方がやりやすい方もいると思います。専用エディターはAKAIの公式ページからダウンロードできます。
www.akai-pro.jp
(左側のタグでMPD226を選び、「ソフトウェア・ダウンロード」の項目でwinかmacかをクリックするとダウンロードできます)
なお、本体で編集したデータを、このエディターに送って保存するということも可能です。
USBバスパワー駆動
けっこう大きめの筐体にもかかわらず(サイズ:約33.3cm x 25.4cm x 4.8cm、重量:約1.3kg)、PCとのUSB接続のみで駆動します。この手のツールとしては、バスパワー駆動はかなりメリットが大きいですね。
iPhone、iPadとの連携も可能
そして、iPhoneなどの音源を使用して鳴らすということも可能です。最も、この場合はMDP226側で別途電源アダプターを用意する必要があります。あとは、例のコレも…↓↓↓
使ってみての感想
パッドについて
初心者ゆえ、あまり他のパッドを弾いた経験がないのですが、MPD226のパッドはやや硬めな印象を受けました。これは良い悪いではなく、まさに使用者の好みで使い心地が決まってきますね。個人的には、問題なく気持ちよく叩けます。表面にホコリが溜まりやすいですが、試しにコロコロを使うとホコリがきれいに取れました!これは発明!?(あるあるやろけど…)
ノブ、フェーダーの操作感
文句なしです!
専用のMIDIコントローラーを買おうと思っていた時期もあったのですが、これでいい、いや、これが良い!
パッドとコントローラーそれぞれで買うより省スペースにもなるしコスパも良い。MIDIの設定も、Studio Oneならさほど難しくないのでありがたいです。
重さや大きさについて
大きさはそこそこあるので、購入を考えている方は一度手に取って確かめた方がいいでしょう。また、見た目に比べると意外と軽いのが良いです。僕はノートパソコンとこれを家の中で持ち運んで使うことが多いので、適度な重さで助かります。
おわりに
良い買い物をした!
と言うのが率直な感想です。職場でもらった商品券を有効活用できました(笑)
僕は曲がりなりにも楽器を弾く人なので、やっぱり「弾く」「叩く」を音に反映させられるのは楽しいです。パッドには打楽器だけでなくベースやピアノなどいろんな音をセッティングできるので、
むしろ楽器を弾かない人にとてもおススメです。