「うたうシンピアニズム」管理人:とっきーです。
とっきー@ピアノ・シンセ見習い (@Tokky9091) | Twitter
最近、あるDAWを試用運転中です。
DAWは、オーディオインターフェイスUR22C購入以降、それに付属していたCubase AIを使用していました。家にあるシンセサイザーRoland FA06との相性も悪くなく、ちょいちょい使っていたのですが…
思うところあり、今回Studio One Primeを導入する運びとなりました。
Studio Oneが気になっている方に、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
Studio One導入の経緯
実は、前々から気になっていたStudio One。
「音が良い」「動作が軽い」等の利点があるとは聞いていました。
このDAWについて調べていくうちに、「導入のハードルが低い」ということがわかったので、それならちょっと入れてみようか、となりました。
なお、Studio Oneは3つのグレードに分かれています。
Studio One Artist→初中級グレード:¥10,600
Studio One Professional→上級グレード:¥42,800
※ダウンロード版。各価格は2022年3月現在
ダウンロード&インストール
Studio One Primeをダウンロードをするにあたり、何か機材やソフトを別途購入する必要はありません。Presonusのアカウントを作成する必要がありますが、それさえすれば誰でもダウンロードする事が可能です。
インストールについても、画面の指示通りやる事で、難しいことは特にありませんでした。
ちなみに、Studio One PrimeをインストールできるPCのスペックは以下のとおりです。
『CPU』Intel Core i3 またはAMDⓇA10プロセッサー以上
『メモリー』4GB RAM(8GB以上推奨)
『HDD』40GB
あくまで入門グレードPrime対象の話なので、さらに上のArtist以上を入れる予定があるのなら、PCスペックにはもう少し余裕がほしいところです。
今回はPrimeの説明のみ行いますが、公式ホームページの比較表のリンクを張っているので、興味のある方は確認してみてください。↓↓↓
使ってみた感想
では、僕が実際に使用して感じたことをお伝えしていきます。
まず外観が良い
※画像はStudio One Professional版ものです(以下同じ)。
Cubaseを使用したことがあると、ほとんど違和感がないレイアウトですね。それでいて、画面がすっきりとしている印象です。個人的には、トランスポートが画面下に配置されていて、邪魔にならずに操作できるのが好印象です。
音源やエフェクターはドラッグ&ドロップで簡単挿入
操作的にありがたいことの一つが、トラックの追加がドラッグ&ドロップで簡単にできることです。以下の画像ではっきりわかると思います。
①画面右下の「ブラウザ」をクリックして音源ライブラリを開き、目的の音源orエフェクターをクリックする。
②ドラッグ&ドロップして左端のトラックに移す。
③新たな音源orエフェクターがトラックに追加される。
かなり簡単です。
いちいちエクスプローラーを開いて選んで、ということをしなくていい。とても便利な仕様だと思います。
クリップの警告がコンソール画面でわかりやすく表示される
音源再生時に、ミックスコンソール画面で音がクリップしていることをわかりやすく示してくれます。ぱっと見小さく見えますが、赤色で目立つのでけっこうわかりやすいです。
地味にありがたい機能です。
また、この時に気が付かなかった場合、音源のエクスポートの際にも警告をしてくれます。
Studio One Primeの問題点
この段階で個人的に気になった点はひとつだけ。
コードトラック機能がない…
絶対要るか?と問われれば「うーん」なんですが、Cubase AIには付いていたし便利だったので、Primeにもあればよかったですね。コードの知識があってもなくても使えますし、コードネームが目視できるのは安心感があります(ピアノロール画面見てもわからん…)。
あと、よく言われていることとしては、VSTプラグインが挿せないことです。僕は音源入りのシンセを持っているのでまだ気にならないのですが、確かに今後を考えると、音源挿せないというのは不便だろうなと思います。
おわりに
結論としましては、
無料でここまで使えちゃうのはすごい!
ということになります。
音質とかにさほどこだわらなければ、これだけでデモ音源ちゃちゃっと作ってwavデータとかで出せてしまえますからね。無料でこれはほんとにすごいし、インストールまでのハードルも低いです。アクティベート(製品ライセンス認証)とかけっこうめんどくさかったりしますから…
そんなStudio One Primeは、以下のページからダウンロードできます。興味のある方はお試しください。
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