前回、少しでも早くピアノ習得を目指すために、こんな記事を書きました。
おかげさまで、なんだか練習がはかどってしまいました。
先日レッスンがあったのですが、それまでにその曲の最初の1ページを通しで弾く、という目標が達成できてしまいました。まぁ、質はともかく、ですが。
そのうち、この曲も披露できるといいなぁ…
さて、今日は久々に曲紹介をやってみたいと思います。今まで何曲か紹介してきましたが、今回は少し毛色が違う曲かもしれません。
熱き心に
今回紹介するのは、小林旭(あきら)さん歌唱『熱き心に』です。
1985年11月発売の楽曲です。僕は当時小4でしたね。
小林さんのことはのちほど語るとして、この楽曲を作ったのは
作詞:阿久悠 作曲:大瀧詠一
のお二人です。
大物同士のタッグで作られた作品ですが、このお二人が組むと言うのは珍しい事だったみたいですね。大瀧さんは、松田聖子さんの楽曲でおなじみ松本隆さんとコンビを組むことが多かったのですが、小林さんの世界観は松本さんとは合わないと大滝さんは考え阿久さんに作詞を依頼したとのことです。
年末の発売のため、翌1986年に売り上げを伸ばし、累計約37.6万枚を売り上げました。チャートでは最高12位と大ヒットとはいきませんでしたが、年間で20位にランクインしており息の長いヒットを記録しています(以上データはWikipediaより)。
とはいえ、聴いていただければよく分かりますが、とても小林さんの歌唱力と楽曲の良さが相まってとても印象に残る歌です。この曲で小林さんは紅白歌合戦に出場され、CMのタイアップもついています。
小林旭って?
「渡り鳥シリーズ」「仁義なき戦いシリーズ」で有名な俳優さんですが、歌手としても『昔の名前で出ています』等多くヒット曲を出されています。
有名なところでは、あの美空ひばりさんの元旦那さんですね。若い人は、もしかしたら小林旭さんはおろか美空ひばりさんもご存知ないかもしれませんね…いや、最近は昭和歌謡が若い世代に人気と聞くので、やっぱり知っていますかね。
美空ひばりさんと言えば、押しも押されもせぬ歌謡曲の女王であり、代表曲も『愛燦燦(あいさんさん)』『お祭りマンボ』『みだれ髪』等枚挙にいとまがありません。中でも有名なのは『川の流れのように』でしょうか。
話がそれましたが、小林さんの歌声もかなり特徴的で、スケールの大きい歌い方をされますが音域もかなり広く、高音も無理なく出されます。カラオケでも真似したくなる歌い方ですね。
演奏動画
という事で、ちょっと弾いてみました。
これは転調後の最後のサビ部分ですね。
今後この「ちょっと弾いてみた」シリーズもちょこちょこあげていこうかな、と思います。