永らくFA06の記事を書いていなかったので書いてみることにします。先日、Rolandシンセ、「Fantom」が装いも新たに登場しましたね!
楽器屋さんでちょっとだけ触ってみましたが、これはなかなか一筋縄ではいかなそうなすごいシンセでした。まだまだシンセって進化の余地があるんですね。
さて本題。
今回は、FA06で曲を作ってみました。
コンセプトは「できるだけ短い時間で曲作る」
やってみた結果、作るのに1時間かかり曲の長さは1分だけ。時間的にコスパがいいのかどうかわかりませんが。
かなりお手軽につくっており、ミキシングは少々したもののマスタリングなどは一切施しておりません。
4/4拍子でテンポ150、キーはEm⇒F#mとなっています。
工程
ドラムパターン
しょっぱなはドラムから打ち込み始めました。ただ、これって自分で一から打ち込んでいるわけではありません。FA06にはあらかじめリズムパターンが何種類も内蔵しており、そこから拝借しているわけです。
リズム・パターンを使う Roland FA-06/FA-08 ♯6
ほんでですね、上の動画を見てもお分かりの通り、リズムパターンは自分で選んで組めるんです、しかもリアルタイムで。ノリでパターンを切り替えて演奏してたら、それで一曲分のパターンがいつのまにか出来が上がってしまう。
今回の曲もこのノリで作っています。ノリに頼りすぎて、結果的に前半のフィルインが変なところで入っています(後半はフィルインに合わせて作りました)。
ベースライン
一方、ベースに関しては完全に手で弾いてます。今回はベースラインは2種類しかなく音数も少ないので、打ち込むよりは手で弾いた方が速いな、と。
シーケンス
シーケンスフレーズも自前ではなく、FA06のこの機能を使用しています。
アルペジエーター機能を使う Roland FA-06/FA-08 ♯4
この手の曲を作るのに、アルペジエイターはホント便利ですね。このシーケンスフレーズのおかげで、曲のカラーがはっきり決まってしまいました。
サックスのフレーズ
そんなわけで、この曲における唯一のオリジナリティはサックスのフレーズのみということになりそうです。これも、リズム聴きながら何度か試し弾きして、あとは手癖で弾いたものを採用という感じです。
オケヒ
純粋なオケヒではなく、ちょっと音を潰した感じのオケヒを使用しています。まあまあいい感じのアクセントになりました。
そんなこんなで、このような曲となりました。
感想
雰囲気としては、思いっきり80年代な感じがする…狙ってそうしたんじゃないんですけどねー。やっぱり体にしみついているものなのだろうか?
曲の出来はともかく(批評、苦情受け付けます)、
「1曲完成させた」
ということは僕にとって非常に大きいことです。この曲にしても、文句のつけようがない出来、な訳もなくいじるところはなんぼでもあるのですが、コンセプトから考えてもあまりアレンジとかに時間かけるつもりもなく、とりあえずはこれで完成です。
作曲って1曲にこだわって時間かけるより、
量産したほうが絶対良い(≧∇≦)b
ていうのを今回肌で感じました。
FA06も、せっかくいいシンセなんでこれからもどんどんいじりたいですね。