ためになるタメのはなし

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先日のボーカルレッスンでの指摘事項

  • 走りがち
  • リズムにタメがない

という事でした。

こと音楽になると、僕はせっかちになるようです。

 

ボーカルだけでなく、ピアノでもこの傾向があるので、完全に自分自身のリズム感に問題があるようです。今回はこの件について考えてみます。

音符で言うと

音符で例示するのがいちばんわかりやすいと思うので、やってみます。

タメができている譜例

きちんとタメができている

「ターッタ ターッタ ターッタ ターッタ タータター」と、「ッ」の部分でしっかりとタメができています。

タメができていない譜例

きちんとタメができていない

「タータ タータ タータ タータ タータター」という感じで、タメはありません。

下の譜例が音楽的に間違っているということではありません。上の譜例を歌おうとして下の譜例のようになってしまうのが問題ということです。そして、僕はその手の問題を抱えているわけですね(さすがに、ここまで極端ではないのですが…)

改善策

そんな基本的なこともできてないんかい、と言われればその通りなのですが、できていないのでしょうがない(笑)そして、できていないのであればなにか改善策を講じないといけません。

 

  1. 自分がそういうリズム感であることを常に認識する
  2. 原曲をしっかりと聴く。スコアがあればうたう前に読み込む
  3. 裏拍・休符を意識する

 

この3つをまずは大事にしていきます。その上でやっぱりうたう時に

「体を動かす」

というのは有効でしょうね。過去記事にもちょろっと書いていますが。

 

www.tokky909.fun

 おわりに

 タメってほんと大事ですね。武満徹という有名な作曲家も、ベートーヴェンの「運命」について言及していました(あの『ダ・ダ・ダ・ダーン』を「素晴らしく吃っている」と独特な形で表現しています)。音楽について、僕はまだまだ知らない、できていなことだらけです。

 



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