僕の所有するROLAND FA06は、ワークステーションというカテゴリーに入るシンセサイザーです。
なんといってもワークステーションシンセの大きな特徴としてはシーケンサーが内蔵されていることです。これがないと演奏を簡単に記録することができません。FA06のシーケンサーは、作曲用に簡単に演奏を録音することもできますし、ある程度本格的に曲を作り込むことも可能です。今記事のみではすべてを語れないと思いますので、何回かに分けて説明していきたいと思います。
FA06のシーケンサー
FA06のシーケンサーは16トラックあります。使い方にもよりますが、16トラックあれば大抵のジャンルの曲には対応できるかと思います。
「リアルタイム」「ステップ」の2つのレコーディングモードがあります。演奏が得意な人は前者、苦手な人は後者がやりやすいでしょう。
FA06のシーケンサーの特長としては、1トラックだけなら外部オーディオデータを扱えるという点です。サンプラー機能を活用するわけですね。例えば、ボーカル・ギター・サックスの音などを外部入力からFA06に取り込むということです。ただし、あくまで1トラックのみなので複数のオーディオトラックを取り込むことはできません。それでも、昔はそんなことできなかったので画期的ではあります。
また、液晶画面が大きく見やすいので、今作成している曲の状態が一目で把握でき便利です。
ループ録音・再生
小節を区切って、その間の部分を繰り返し演奏させることができます。演奏させながら音を重ねることもできます。
これについては、この動画が一番わかりやすいと思います。
プロ直伝!FA-06 FA-08で学ぶ、一歩進んだキーボード演奏 [実践編] - YouTube
感覚でパッとこんなこともできちゃうわけですね。僕には無理ですけどね(笑)
思いついたら即録音できる
電源ボタン入れて立ち上がったら、いきなり録音開始することができます!
「おいおい、そんなんしたら元からシーケンサーに入ってるソング消えるやん?」
…そうですね(笑)厳密に言えば、上書きセーブさえしなければ大丈夫なんですが、これを避けようと思ったら、電源立ち上げ後のソングを空のソングに設定しておけば大丈夫です。こうしておけば、立ち上がってセッティングしているうちに曲のアイディアを忘れてしまった、なんてことがなくなります。ちなみに、FA06の起動時間は10秒前後なので、まあかなり速い方です。
おわりに
やはり一記事では収まり切らなかった…まとめるのが下手なだけか。
やはり、思い立ったら即レコーディングに入れるというのが一番の特長じゃないかなぁ、と思います。ここはやはりDAWに対してのアドバンテージではないでしょうか。