僕は、映画をあまり観ません。今回のように、観るとすれば自分のこどもが観たいものに付き合う感じです。いやー、アンパンマンにプリキュア、よく観に行ったなぁ…問題は、すぐ寝ちゃうことなんだよなぁ。毎回合計4,000円近くも払ってんのになぁ…
まぁ、愚痴はともかく、僕はどこでも寝れちゃうタイプなので、隙あらば寝てしまいます。そんなわけで、今回も「お父さん、途中で寝んといてよ!」とこどもにくぎ刺されながら映画館に向かった次第です、はい。
今回観た映画はクレヨンしんちゃんの最新作「 クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜」です。
あらすじ
結婚当初に新婚旅行をしていなかったひろし・みさえ夫婦。激安オーストラリア新婚旅行ツアーを見つけて家族で出発!楽しい新婚旅行になるかとおもいきや思い込みやすれ違いから何やら険悪な雰囲気に…そんな中、謎の仮面族に連れ去られるひろし。仮面族に伝わるお宝のカギを握ることになり、仮面族からもトレジャーハンターからも付け狙われることに。お宝とは何か?野原一家はひろしを助けられるのか?
『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』予告
解説(かいせつ!?)
つまるところ、今回の実質的な主役はみさえだと思います。ふだんならひろしが大活躍するんですが、今回は誘拐されてあまり身動きがとれず、みさえが奮闘するんですね。クレしんの映画はほとんど観ていないんですが、大体はひろしが活躍するみたいなので今回のような構図は珍しいんじゃないでしょうか?また、今回野原一家と道中を共にする女トレジャーハンター、インディ・ジュンコ。彼女の性格や行動を通してみさえの夫婦愛・家族愛が描かれています。このジュンコ役、まぁ普段のしんちゃん映画ではおなじみのゲスト声優枠なんだなー、とは思っていたのですが、なんと演じていたのが木南晴夏!そう、玉木宏の奥さんですね。最近だと「トクサツガガガ」でのOL役が印象的です。こういうキャラの演技がへたくそだと全部ぶちこわしなんですが、とても上手で違和感がありませんでした。ほかに小島よしおとかりゅうちぇるとか出てましたがいずれもチョイ役、良かった良かった。
感想
これを書く前にネットの評判なんかも観ましたが、概ね好評のようです。やはりみさえが主役であること、みさえとひろしの夫婦愛が描かれていたことがポイントのようです。否定的な意見としては、「夫婦に重点を置きすぎて子供置いてきぼり」「泣かせに来てて覚めた」というもの。この辺の意見も何となくわかります。子供にはよくわからん部分もあったんじゃないかな。
僕はと言うと…大変良かったかと!最後の方でひとすじ涙がこぼれました。ええ、年のせいです。ギャグも小出しで笑えたし、ストーリーが単純明快なだけに安心して観れました。あ、そうそう、全然寝なかった!(笑)
かなりオススメの映画です。倦怠期をお迎えの夫婦とか特に。