4月も半ばになり、さすがに桜もあらかた散ってしまいました。春は別れの季節でもありますが、うちでもちょっとしたお別れイベントがありました。2005年辺りに購入したデジタルピアノYAMAHA P120を先日手放すこととなりました。
YAMAHA P120とは
※現在、生産完了しているため、入手するためには中古市場を探す必要があります。
電子ピアノYAMAHA P120。スピーカー内蔵型ですので、電源を入れてボリュームを上げればすぐに音が出ます(もちろんヘッドフォンも使用できます)。音色は14種類で、ボタンを押せばすぐに切り替えができ便利。オルガン、エレピ、クラビなどの鍵盤楽器のほか、ギター、ベース、コーラスなどの音も出せます。リバーブやタッチの調整ができ、4種類のエフェクトも装備。鍵盤は「グレード・ハンマー鍵盤」と言うもので、なかなかしっかりとしたタッチ感です。
P120の想い出
大学を出て数年経ち、ピアノを本格的に習ってみたいと思い、島村楽器で購入。少し調べてみましたが、発売当初は定価¥160,000だったらしいです。購入時は¥100,000ちょっとだったと記憶しています。はっきり言って、これで10万円はすごく安いなと感じます。弾いていて何の不満もなかったです。素晴らしいの一言。シンセのようにあまりいろいろできても、気が散って演奏に集中できないんですよね。音色切り替えもボタンを1つ押すだけで簡単にできますのでストレスゼロ。練習に疲れたら、内臓されているクラシックの曲集を流して気分転換もできます。
このようにとても優れた電子ピアノであり、実際世間的にもかなり売れたらしいのですが、悲しいことにある時故障してしまいました。左のスピーカーから音が鳴らない…ヘッドフォンでも同様に左側から音が聞こえず。修理依頼しましたが、製造から年数が経っており、部品がないとのこと。新しい電子ピアノがうちに来てからというもの、我が家の二階で放置状態に。
先日ネットで電子ピアノ引き取りのサイトを見かけて申し込んだら、翌日には電話がありそのままドナドナされていきました。たった2日で済むことなら、もう少し早く手を打つべきだったかも。
おわりに
引き取ってもらう前に音出ししましたが、やっぱり悪くない音でした。今あるKAWAI CA17(これについても機会があれば書きたい)には音の面ではやや劣るかもしれませんが、機能的には勝る面も多くあり、手放すのは残念でした。まあ、シンセも電子ピアノも持っており、現状うちでは活躍の場がない…ライブに持って行くにも重量が18.6kgでは無理があるなぁ。引き取られた先で活躍してくれることを願います。
※蛇足ではありますが、P120の後継機種を調べてみたところ、直接の後継機と言うものは見当たらなかったです。あえて言うならこちらかな、と↓
P515は木製鍵盤なのでP120よりグレードが上のようです。P121は73鍵とのこと。